
写らナイんです 1–6(数字テンプレ/詳細紹介)
① 作品概要
『写らナイんです』は、コノシマルカによる「青春×オカルト×ホラーコメディ」作品。
“視えてはいけないもの”を引き寄せてしまう超霊媒体質の少年 黒桐まこと と、オカルト部なのに霊感ゼロどころか霊を寄せ付けない体質の少女 橘みちる が出会い、日常が怪異だらけに変わっていく――という“ボーイ・ミーツ・ガール”型の導入です。
怖さの方向は「じわっと不穏」+「勢いで笑わせる」で、ホラーなのに読み終わりが重くなりすぎないのが強みです。
② 主要キャラクター(まずここだけ押さえる)
黒桐まこと:視えてはいけないものを引き寄せてしまう“超霊媒体質”。普通の青春に憧れている。
橘みちる:霊感が無さすぎる“除霊体質の少女”。オカルト部で心霊写真に夢中。
間宮先生:オカルト部顧問。熱血で「全国高校オカルト部選手権大会」に燃える。
日下輝雄:部の関係者として物語を転がす重要人物(※公式キャラ紹介に掲載)。
みちるの面白さは「霊感ゼロ」なのに結果的に怪異を“消してしまう”ところ。黒桐が苦しんできた“見えすぎる体質”が、みちるの存在で救われていく構図が軸になります。
③ 1巻:はじまり(出会いで世界がひっくり返る)
1巻は、黒桐が転校先でみちると関わることで、人生が動き出す導入巻。
黒桐は霊を引き寄せてしまい辛い思いをしてきた一方、みちるは霊を寄せ付けず、心霊写真すら撮れない“ゼロ感”。ところが、その体質ゆえに、黒桐にまとわりつく霊が無意識に消されていくという逆転が起こります。
さらにみちるが心霊写真を追う動機として、亡き父に会いたいという切実さが匂わされ、ギャグだけで終わらない“芯”が入ってくるのも1巻の大事なポイントです。
④ 2〜4巻:部活としての“青春”が濃くなる
巻が進むと「オカルト部」という枠が強まり、怪異エピソードが増えるだけでなく、部活青春ものの熱さが混ざってきます。
公式紹介では、熱血顧問・間宮先生のもとで「全国高校オカルト部選手権大会」を目指しつつ、禁域を犯す配信者や怨霊との命懸けの遊び、悪霊家庭教師、恐怖の夏祭りなど、怪異の種類がバラけて“飽きさせない作り”が明言されています。
⑤ 5巻:怖さの幅が広がる(都市伝説・閉鎖空間系が映える)
5巻あたりからは、日常の延長で怪異に突っ込んでいくテンポに加えて、場所(シチュエーション)が怖いタイプの話が効いてきます。
本作は「見える・見えない」よりも、“写らない/残らない”こと自体が不気味さとして働くので、閉鎖空間・噂・検証系の題材と相性が良いです(オカルト部が“大会を目指す”設定が、検証ノリの行動理由になる)。
⑥ 6巻:きさらぎ駅、殺人人形、霧のスーパー(号ごとの目玉が強い)
6巻(2025/10/17発売)では、黒桐が風邪で寝込む一方、橘と日下が伝説の「きさらぎ駅」で大暴れする展開が、公式の内容紹介としてはっきり書かれています。さらに殺人人形、霧の中のスーパーなど、都市伝説・怪談の“おいしい題材”を束でぶつけてくる巻です。
「悪霊も慄く第6巻」という煽り通り、怖さとバカバカしさの振れ幅が大きく、シリーズの持ち味が一番分かりやすい地点になっています。
⑦ 既刊・発売日(1〜6巻)
既刊は6巻(2025年10月時点)。各巻の発売日は以下(公式・整理情報)。
1巻:2024/08/17
2巻:2024/11/18
3巻:2025/02/18
4巻:2025/05/16
5巻:2025/08/18
6巻:2025/10/17
⑧ まとめ(1〜6巻をどう楽しむか)
『写らナイんです』は、
黒桐=引き寄せる/みちる=寄せ付けないの体質ギャップ
部活青春の熱さ(大会を目指す)
都市伝説・怪談を“笑い”で走り抜けるテンポ(6巻のきさらぎ駅など)
この3点で読ませるシリーズです。ホラーが苦手でも、コメディの推進力で最後まで読み切れるタイプなので、「怖いけど笑える」「青春だけど不穏」な作品を探している人に刺さります。
関連リソース
『写らナイんです』1〜6巻の登場人物、怪異エピソード、作中キーワード(きさらぎ駅など)を整理した関連リソースをまとめています。気になる話からチェックしてみてください。